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M&Aニュース

 M&Aニュース 2014

2014.04.08 中国、低温物流市場が 1000 億元超える
2013 年の中国の低温食品物流市場規模が 1000 億元を超えた。中研網が報じた。それによると、低温物流市場の成長の大きな要因として、飲食企業が徐々に自社物流から外注にシフトし始めたこと、日系コンビニを中心に小売店で冷凍冷蔵食品の取り扱いが増えたことが挙げられる。
また、食品輸送に関する政策が改善されてきたことに加え、ネットショッピングの発達や経済力の向上により冷凍冷蔵食品の消費量が増加したことも関係している。
中国の低温物流市場は今後も拡大するとの見方が強いが、中国の低温物流は未だ発展段階にある。低温物流の運営ノウハウを有する外国企業との提携を望む中国企業は少なくない。

出所:中研網
2014.03.06 中国、2014 年ファンド低調スタート
3 月 5 日、「投資中国」が中国ファンドに関する報告書を公開した。それによると 2014 年 1月、2 月中に募集が完了したファンドはそれぞれ 4 本、3 本。同期間の調達済み金額はそれぞれ約 1 億米ドル、約 3 億米ドルだった。2013 年 2 月から 2014 年 2 月までの月平均募集完了ファンド数 16.8 本、月平均調達済み金額 17.9 億米ドルと比較すると、低調なスタートとなった。国全体の経済成長の減速や不動産業界への投資意欲の減退、人民元の下落等が 2 月のファンドの不振に関係している可能性が指摘されている。

出所:投資中国
2014.01.13 中国、IPO 時の不正監督強化
中国証券監督管理委員会は 1 月 12 日、新規株式公開(IPO)時の監督を強化する「新株発行の監督管理の強化に関する措置」を公表した。それによると、ロードショー※に対する調査を実施し、企業が目論見書やその他公開資料に含まれていない情報を使用したことを発見した場合、株式発行を中止させると定めた。また、予定発行価格に対応する株価収益率(PER)が、2 級市場の業界上場企業の平均より高い場合、発行者と主幹事会社は投資リスク特別公告を発表すること等も規定した。
中国では 2012 年 11 月から株価の低迷や不正が相次いだこと等により IPO を停止していたが、2013 年 11 月に IPO 再開方針と手続きのガイドラインが発表された。2014 年 1 月中に約 50 社を上場させる計画であるが、14 カ月ぶりの IPO 再開で多くの企業が公開することが予想され、本措置により不正の防止を図る。

※公開予定企業が発行価格(公募価格)決定前に機関投資家に向けて会社の説明を行うこと。機関投資家が公開株の妥当価格帯を算定する場合の根拠となる。

出所:中国証券監督管理委員会

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